巻次 巻上 11頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 光顔巍巍として、 威神極まりましまさず。かくのごときの焰明、 与に等しき者なし。日月・摩尼 珠光・焰耀もみなことごとく隠蔽して、 猶し聚墨のごとし。如来の容顔、 世に超えて倫なし。正覚の大音、 響き十方に流る。戒聞・精進・ 三昧・智慧、威徳侶なし、 殊勝希有なり。深く諦かに善く、 諸仏の法海を念じ、深を窮め奥を尽くして、 その涯底を究む。無明・欲・怒、 世尊永くましまさず。人雄・師子、 神徳無量なり。功勲広大にして、 智慧深妙なり。光明・威相、 大千に震動す。願わくは我作仏して、 聖法の王と斉しからん。生死を過度して、 解脱せずということなからしむ。 漢文 光顔巍巍 威神無極如是焰明 無与等者日月摩尼 珠光焰耀皆悉隠蔽 猶若聚墨如来容顔 超世無倫正覚大音 響流十方戒聞精進 三昧智慧威徳無侶 殊勝希有深諦善念 諸仏法海窮深尽奥 究其涯底無明欲怒 世尊永無人雄師子 神徳無量功勲広大 智慧深妙光明威相 震動大千願我作仏 斉聖法王過度生死 靡不解脱 紙面画像を印刷 前のページ p11 次のページ 第二版p11・12へ このページの先頭に戻る