巻次 - 147頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 妙覚および等覚、 正しく金剛心を受け、相応一念の後の 果徳涅槃者に、帰命したてまつる。我等ことごとく、 三仏・菩提尊に帰命したてまつる。無碍の神通力、 冥に加して、願わくは摂受したまえ。我等ことごとく、 三乗等の賢聖の、仏の大悲心を学して、 長時に退することなき者に帰命したてまつる。請い願わくは、遙かに加備したまえ。 念念に諸仏を見たてまつらん。我等愚痴の身、 曠劫よりこのかた流転せり。今、釈迦仏の、 末法の遺跡、弥陀の本誓願、 極楽の要門に逢えり。定散等しく回向して、 速やかに無生の身を証せん。我、菩薩蔵・ 頓教・一乗海に依りて、偈を説きて三宝に帰したてまつる。 仏心と相応す。十方恒沙の仏、 六通をもって我を照知したまえ。今、二尊の教に乗じて、 広く浄土の門を開く。願わくは、この功徳をもって、 平等に一切に施して、 漢文 妙覚及等覚 正受金剛心相応一念後 果徳涅槃者我等咸帰命 三仏菩提尊無碍神通力 冥加願摂受我等咸帰命 三乗等賢聖学仏大悲心 長時無退者請願遙加備 念念見諸仏我等愚痴身 曠劫来流転今逢釈迦仏 末法之遺跡弥陀本誓願 極楽之要門定散等回向 速証無生身我依菩薩蔵 頓教一乗海説偈帰三宝 与仏心相応十方恒沙仏 六通照知我今乗二尊教 広開浄土門願以此功徳 平等施一切 紙面画像を印刷 前のページ p147 次のページ 第二版p157・158へ このページの先頭に戻る