巻次 - 466頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 善導禅師 光明寺善導和尚義解して曰わく、念仏成仏する、これ真宗なり、すなわちこれを名づけて一乗海とす、すなわちこれをまた菩提蔵と名づく。すなわちこれ円教の中の円教なり、すなわちこれ頓教の中の頓教なり。真宗遇いがたし、信を得ること難し、難の中の難、これに過ぎたるはなけん。釈迦諸仏はこれ真実 慈悲の父母なり、種種の善巧方便をもって、我等が無上の真実の信を発起せしめたまう。煩悩を具足せる凡夫人、仏願力によって摂取を獲。この人はすなわち凡数の摂にあらず、これ人中の分陀利華なり。この信は最勝希有人なり、この信は妙好上上人なり。安楽土に到れば必ず自然に、すなわち法性の常楽を証すとのたまえり。 漢文 善導禅師 光明寺善導和尚義解曰 念仏成仏是真宗即是名為一乗海 即是亦名菩提蔵即是円教中円教 即是頓教中頓教真宗叵遇難得信 難中之難無過斯釈迦諸仏是真実 慈悲父母以種種善巧方便令発起 我等無上真実信具足煩悩凡夫人 由仏願力獲摂取斯人即非凡数摂 是人中分陀利華斯信最勝希有人 斯信妙好上上人到安楽土必自然 即証法性之常楽 紙面画像を印刷 前のページ p466 次のページ 第二版p551・552へ このページの先頭に戻る