巻次 行 166頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 世界に、みな名を称し阿弥陀仏の本願を憶念することかくのごとし。もし人、我を念じ名を称して自ずから帰すれば、すなわち必定に入りて阿耨多羅三藐三菩提を得、このゆえに常に憶念すべしと。偈をもって称讃せん。無量光明慧、 身は真金の山のごとし。我いま身口意をして、 合掌し稽首し礼したてまつると。乃至人よくこの仏の、 無量力功徳を念ずれば、即の時に必定に入る。 このゆえに我常に念じたてまつる。乃至もし人、仏に作らんと願じて、 心に阿弥陀を念じたてまつれば、時に応じてために身を現じたまわん。 このゆえに我、かの仏の本願力を帰命す。 十方のもろもろの菩薩も、来りて供養し法を聴く。 このゆえに我稽首したてまつると。乃至もし人善根を種えて、 疑えばすなわち華開けず。信心清浄なる者は、 華開けてすなわち仏を見たてまつる。十方現在の仏、 種種の因縁をもって、かの仏の功徳を嘆じたまう。 我いま帰命し礼したてまつると。乃至かの八道の船に乗じて、 よく難度海を度す。自ら度しまた彼を度せん。 我自在人を礼したてまつる。 紙面画像を印刷 前のページ p166 次のページ 第二版p179・180へ このページの先頭に戻る