巻次 巻上 20頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 の相を成満せずは、正覚を取らじ。(22) 設い我、仏を得んに、他方の仏土の諸の菩薩衆、我が国に来生して、究竟して必ず一生補処に至らん。其の本願の自在の所化、衆生の為の故に、弘誓の鎧を被て、徳本を積累し、一切を度脱し、諸仏の国に遊んで、菩薩の行を修し、十方の諸仏如来を供養し、恒沙無量の衆生を開化して、無上正真の道を立てしめんをば除かん。常倫に超出し、諸地の行現前し、普賢の徳を修習せん。若し爾らずは、正覚を取らじ。(23) 設い我、仏を得んに、国の中の菩薩、仏の神力を承けて、諸仏を供養し、一食の頃に遍く無数無量那由他の諸仏の国に至ること能わずは、正覚を取らじ。(24) 設い我、仏を得んに、国の中の菩薩、諸仏の前に在りて、其の徳本を現じ、諸の欲求せん所の供養の具、若し意の如くならずは、正覚を取らじ。 漢文 十二大人相者。不取正覚。設我得仏。他方仏土。諸菩薩衆。来生我国。究竟必至◦一生補処。除其本願◦自在所化◦為衆生故◦被弘誓鎧◦積累徳本◦度脱一切◦遊諸仏国◦修菩薩行◦供養十方◦諸仏如来◦開化恒沙◦無量衆生◦使立無上正真之道。超出常倫。諸地之行現前。修習普賢之徳。若不爾者。不取正覚。設我得仏。国中菩薩。承仏神力。供養諸仏。一食之頃。不能遍至◦無数無量那由他◦諸仏国者。不取正覚。設我得仏。国中菩薩。在諸仏前。現其徳本。諸所欲求◦供養之具。若不如意者。不取正覚。 紙面画像を印刷 前のページ p20 次のページ 初版p18・19へ このページの先頭に戻る