巻次
巻上
26頁
表示設定
ブックマーク
表示設定
文字サイズ
書体
  • ゴシック
  • 明朝
カラー
テキスト情報
本文
漢文
画像情報
画像情報
本文

字を聞きて、即ち不退転に至ることを得ずは、正覚を取らじ。
(48) 設い我、仏を得んに、他方国土の諸の菩薩衆、我が名字を聞きて、即ち第一・第二・第三法忍に至ることを得ず、諸仏の法に於いて、即ち不退転を得ること能わずは、正覚を取らじ。」」
 仏、阿難に告げたまわく、「爾の時に法蔵比丘、此の願を説き已りて頌を説きて曰わく、

我、超世の願を建つ、必ず無上道に至らん。
斯の願満足せずは、誓う、正覚を成らじ。
我、無量劫に於いて、大施主と為りて、
普く諸の貧苦を済わずは、誓う、正覚を成らじ。
我、仏道を成るに至りて、名声、十方に超えん。
究竟して聞こゆる所靡くは、誓う、正覚を成らじ。
離欲と深正念と浄慧と梵行を修して、
無上道を志求して、諸の天人の師と為らん。

漢文

名字。不即得至◦不退転者。不取正覚。
設我得仏。他方国土。諸菩薩衆。聞我名字。不即得至◦第一第二◦第三法忍。於諸仏法。不能即得◦不退転者。不取正覚。
仏告阿難。爾時法蔵比丘。説此願已。而説頌曰。

我建超世願 必至無上道
斯願不満足 誓不成正覚
我於無量劫 不為大施主
普済諸貧苦 誓不成正覚
我至成仏道 名声超十方
究竟靡所聞 誓不成正覚
離欲深正念 浄慧修梵行
志求無上道 為諸天人師