巻次 巻上 27頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 神力、大光を演べて、普く無際の土を照らし、三垢の冥を消除して、広く衆の厄難を済わん。彼の智慧の眼を開きて、此の昏盲の闇を滅せん。諸の悪道を閉塞して、善趣の門を通達せん。功祚、成満足して、威曜、十方に朗らかならん。日月、重暉を戢めて、天の光も隠れて現ぜじ。衆の為に法蔵を開きて、広く功徳の宝を施せん。常に大衆の中にして、法を説きて師子吼せん。一切の仏を供養したてまつり、衆の徳本を具足せん。願慧悉く成満して、三界の雄たることを得たまえり。仏の無碍の智の如く、通達して照らさざること靡からん。願わくは我が功慧の力、此の最勝の尊に等しからん。斯の願、若し剋果すべくは、大千感動すべし。虚空の諸の天人、当に珍妙の華を雨らすべし。」 仏、阿難に告げたまわく、「法蔵比丘、此の頌を説き已るに、時に応じて普く、地、六種に震動す。天より妙華を雨 漢文 神力演大光 普照無際土消除三垢冥 広済衆厄難開彼智慧眼 滅此昏盲闇閉塞諸悪道 通達善趣門功祚成満足 威曜朗十方日月戢重暉 天光隠不現為衆開法蔵 広施功徳宝常於大衆中 説法師子吼供養一切仏 具足衆徳本願慧悉成満 得為三界雄如仏無碍智 通達靡不照願我功慧力 等此最勝尊斯願若剋果 大千応感動虚空諸天人 当雨珍妙華仏告阿難。法蔵比丘。説此頌已。応時普地。六種震動。天雨妙華。以散其 紙面画像を印刷 前のページ p27 次のページ 初版p25・26へ このページの先頭に戻る