巻次 巻上 32頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 第一にして、諸仏の光明及ぶこと能わざる所なり。或いは仏の光の百仏世界を照らす有り。或いは千仏世界なり。要を取りて之を言わば、乃ち東方恒沙の仏刹を照らす。南西北方・四維・上下も、亦復た是くの如し。或いは仏の光の七尺を照らす有り。或いは一由旬・二・三・四・五由旬を照らす。是くの如く転た倍して、乃至一仏刹土を照らす。是の故に無量寿仏を、無量光仏・無辺光仏・無碍光仏・無対光仏・焰王光仏・清浄光仏・歓喜光仏・智慧光仏・不断光仏・難思光仏・無称光仏・超日月光仏と号す。其れ衆生有りて、斯の光に遇えば、三垢消滅し、身意柔軟にして、歓喜踊躍し善心を焉に生ず。若し三塗・勤苦の処に在りて、此の光明を見たてまつれば、皆休息することを得て、復た苦悩無けん。寿終りて後、皆解脱を蒙る。無量寿仏の光明顕赫にして、十方諸仏の国土を照耀したまうに、聞こえざること莫し。但我が今、其の光明を称するのみに不ず。一切の諸仏・声聞・縁覚・諸の菩薩衆 漢文 尊第一。諸仏光明。所不能及。或有仏光◦照百仏世界。或千仏世界。取要言之。乃照東方◦恒沙仏刹。南西北方。四維上下。亦復如是。或有仏光◦照于七尺。或照一由旬◦二三四五由旬。如是転倍。乃至照於一仏刹土。是故無量寿仏。号無量光仏◦無辺光仏◦無碍光仏◦無対光仏◦焰王光仏◦清浄光仏◦歓喜光仏◦智慧光仏◦不断光仏◦難思光仏◦無称光仏◦超日月光仏。其有衆生。遇斯光者。三垢消滅。身意柔軟。歓喜踊躍。善心生焉。若在三塗◦勤苦之処。見此光明。皆得休息。無復苦悩。寿終之後。皆蒙解脱。無量寿仏。光明顕赫。照耀十方◦諸仏国土。莫不聞焉。 紙面画像を印刷 前のページ p32 次のページ 初版p30・31へ このページの先頭に戻る