巻次 真仏土 377頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 仮の仏土とは、下に在りて知るべし。既に以て真・仮、皆是れ大悲の願海に酬報せり。故に知りぬ、報仏土なりということを。良に仮の仏土の業因千差なれば、土も復た千差なるべし。是れを「方便化身化土」と名づく。真・仮を知らざるに由りて、如来広大の恩徳を迷失す。 茲れに因りて、今、真仏・真土を顕す。斯れ乃ち真宗の正意なり。経家・論家の正説、浄土宗師の解義、仰いで敬信すべし、特に奉持すべきなり。知るべしとなり。顕浄土真仏土文類五 漢文 仮之仏土者、在下応知。既以真仮皆是酬報大悲願海。故知報仏土也。良仮仏土業因千差、土復応千差。是名方便化身化土。由不知真仮、迷失如来広大恩徳。因茲今顕真仏真土。斯乃真宗之正意也。経家論家之正説、浄土宗師之解義、仰可敬信、特可奉持也。可知。 紙面画像を印刷 前のページ p377 次のページ 初版p324へ このページの先頭に戻る