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浄土
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阿弥陀如来 観世音菩薩

大勢至菩薩


富楼那尊者

釈迦牟尼如来 大目犍連

阿難尊者


韋提夫人

頻婆娑羅王 耆婆大臣

月光大臣


阿闍世王

提婆尊者 雨行大臣

守門者


浄土和讃

愚禿親鸞作

『大経』の意   二十二首
(1)尊者阿難座よりたち

世尊の威光を瞻仰し
生希有心とおどろかし
未曾見とぞあやしみし

(2)如来の光瑞希有にして

阿難はなはだこころよく
如是之義ととえりしに
出世の本意あらわせり

(3)大寂定にいりたまい

如来の光顔たえにして
阿難の恵見をみそなわし
問斯恵義とほめたまう

(4)如来興世の本意には

本願真実ひらきてぞ
難値難見とときたまい
猶霊瑞華としめしける

(5)弥陀成仏のこのかたは

いまに十劫とときたれど