巻次 - 112頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 切処において身同じ。衆生但、首相を観て、これ観世音と知り、これ大勢至と知る。この二菩薩、阿弥陀仏を助けて普く一切を化す。これを「雑想観」とす、「第十三の観」と名づく。」 仏、阿難および韋提希に告げたまわく、「「上品上生」というは、もし衆生ありて、かの国に生まれんと願ずれば、三種の心を発してすなわち往生す。何等をか三つとする。一つには至誠心、二つには深心、三つには回向発願心なり。三心を具すれば、必ずかの国に生ず。また三種の衆生ありて、当に往生を得べし。何等をか三つとする。一つには慈心にして殺せず、もろもろの戒行を具す。二つには大乗方等経典を読誦す。三つには六念を修行す。回向発願してかの国に生ぜんと願ず。この功徳を具すること、一日乃至七日して、すなわち往生を得。かの国に生ずる時、この人精進勇猛なるがゆえに、阿弥陀如来、観世音・大勢至・無数の化仏・百千の比丘・声聞大衆・無数の諸天・七宝の宮殿と、観世音菩薩、金剛台を執りて、大勢至菩薩と行者の前に至る。阿弥陀仏、大光 漢文 至、於一切処身同。衆生但観首相、知是観世音、知是大勢至。此二菩薩、助阿弥陀仏、普化一切。是為雑観想、名第十三観。仏告阿難 及韋提希。上品上生者、若有衆生、願生彼国者、発三種心、即便往生。何等為三。一者至誠心、二者深心、三者回向発願心。具三心者、必生彼国。復有三種衆生、当得往生。何等為三。一者慈心不殺、具諸戒行。二者読誦大乗 方等経典。三者修行六念。回向発願、願生彼国。具此功徳、一日乃至七日、即得往生。生彼国時、此人精進 勇猛故、阿弥陀如来、与観世音 大勢至 無数化仏 百千比丘 声聞大衆 無数諸天 七宝宮殿、観世 紙面画像を印刷 前のページ p112 次のページ 第二版p121・122へ このページの先頭に戻る