巻次 巻上 21頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 三二 たとい我、仏を得んに、地より已上、虚空に至るまで、宮殿・楼観・池流・華樹、国の中のあらゆる一切万物、みな、無量の雑宝百千種の香をもって、しかも共に合成せん。厳飾奇妙にして、もろもろの人天に超えん。その香、普く十方世界に薫ぜん。菩薩、聞かん者、みな仏行を修せん。もしかくのごとくならずんば、正覚を取らじ。三三 たとい我、仏を得んに、十方無量不可思議の諸仏世界の衆生の類、我が光明を蒙りてその身に触れん者、身心柔軟にして、人天に超過せん。もし爾らずんば、正覚を取らじ。三四 たとい我、仏を得んに、十方無量不可思議の諸仏世界の衆生の類、我が名字を聞きて、菩薩の無生法忍、もろもろの深総持を得ずんば、正覚を取らじ。三五 たとい我、仏を得んに、十方無量不可思議の諸仏世界に、それ女人あって、我が名字を聞きて、歓喜信楽し、菩提心を発して、女身を厭悪せん。寿終わりての後、また女像とならば、正覚を取 漢文 設我得仏、自地已上、至于虚空、宮殿楼観 池流華樹、国中所有 一切万物、皆以無量雑宝 百千種香、而共合成。厳飾奇妙、超諸人天。其香普薫 十方世界。菩薩聞者、皆修仏行。若不如是者、不取正覚。設我得仏、十方無量 不可思議 諸仏世界 衆生之類、蒙我光明、触其身者、身心柔軟、超過人天。若不爾者、不取正覚。設我得仏、十方無量 不可思議 諸仏世界 衆生之類、聞我名字、不得菩薩 無生法忍 諸深総持者、不取正覚。設我得仏、十方無量 不可思議 諸仏世界、其有女人、聞我名字、歓喜信楽、発菩提心、厭悪女身。寿終之後、復為 紙面画像を印刷 前のページ p21 次のページ 第二版p22・23へ このページの先頭に戻る