巻次 巻下 45頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 生まれんと願ぜん。これらの衆生、寿終わらん時に臨んで、無量寿仏ともろもろの大衆と、その人の前に現ぜん。すなわちかの仏に随いてその国に往生せん。すなわち七宝華の中より自然に化生し、不退転に住せん。智慧勇猛にして神通自在ならん。このゆえに阿難、それ衆生ありて、今世において無量寿仏を見たてまつらんと欲わば、無上菩提の心を発し功徳を修行してかの国に生まれんと願ずべし。」 仏、阿難に語りたまわく、「それ中輩というは、十方世界の諸天人民、それ心を至してかの国に生まれんと願ずることあらん。行じて沙門と作り大きに功徳を修すること能わずといえども、当に無上菩提の心を発し一向に専ら無量寿仏を念じ、多少に善を修し、斎戒を奉持し、塔像を起立し、沙門に飯食せしめ、繒を懸け燈を然し、華を散じ香を焼きて、これをもって回向してかの国に生まれんと願ぜん。その人終わりに臨んで、無量寿仏、その身を化現せん。光明相好つぶさに真仏のごとくならん。もろもろの大衆とその人の前に現ぜん。すなわち化仏に随いてその国に往生し不退 漢文 此等衆生、臨寿終時、無量寿仏 与諸大衆、現其人前。即随彼仏、往生其国。便於七宝華中、自然化生、住不退転。智慧勇猛、神通自在。是故阿難、其有衆生、欲於今世 見無量寿仏、応発無上菩提之心、修行功徳、願生彼国。仏語阿難。其中輩者、十方世界 諸天人民、其有至心 願生彼国。雖不能行作沙門 大修功徳、当発無上菩提之心、一向専念 無量寿仏、多少修善、奉持斎戒、起立塔像、飯食沙門、懸繒然燈、散華焼香、以此回向、願生彼国。其人臨終、無量寿仏、化現其身。光明相好、具如真仏。与諸大衆、現其人前。即随化仏、往生其国、住不退転。功徳智慧、 紙面画像を印刷 前のページ p45 次のページ 第二版p48・49へ このページの先頭に戻る