巻次 巻下 48頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 功徳を修して、彼の国に生まれんと願ぜん。此れ等の衆生、寿終らん時に臨んで、無量寿仏と諸の大衆と、其の人の前に現ぜん。即ち彼の仏に随いて其の国に往生せん。便ち七宝華の中より自然に化生し、不退転に住せん。智慧勇猛にして神通自在ならん。是の故に阿難、其れ衆生有りて、今世に於いて無量寿仏を見たてまつらんと欲わば、無上菩提の心を発し功徳を修行して、彼の国に生まれんと願ずべし。」 仏、阿難に語りたまわく、「其れ中輩というは、十方世界の諸天・人民、其れ心を至して彼の国に生まれんと願ずること有らん。行じて沙門と作り大きに功徳を修すること能わずと雖も、当に無上菩提の心を発し、一向に専ら無量寿仏を念じ、多少に善を修し、斎戒を奉持し、塔像を起立し、沙門に飯食せしめ、繒を懸け燈を然し、華を散じ香を焼きて、此れを以て回向して、彼の国に生まれんと願ぜん。其の人、終に臨んで、無量寿仏、其の身を化現せん。光明相好、 漢文 生彼国。此等衆生。臨寿終時。無量寿仏。与諸大衆。現其人前。即随彼仏。往生其国。便於七宝華中。自然化生。住不退転。智慧勇猛。神通自在。是故阿難。其有衆生。欲於今世◦見無量寿仏。応発無上菩提之心◦修行功徳◦願生彼国。仏語阿難。其中輩者。十方世界。諸天人民。其有至心◦願生彼国。雖不能行作沙門◦大修功徳。当発無上菩提之心。一向専念◦無量寿仏。多少修善。奉持斎戒。起立塔像。飯食沙門。懸繒然燈。散華焼香。以此回向。願生彼国。其人臨終。無量寿仏。化現其身。光明相好。具如真仏。与 紙面画像を印刷 前のページ p48 次のページ 初版p44・45へ このページの先頭に戻る