巻次 - 463頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 しむるは、実のごとく毘婆舎那を修行せしめんと欲すがゆえなり。かの所に到ることを得れば、すなわち種種無量の法味の楽を受用す。すなわちこれを第四門に入ると名づく、またこれを名づけて屋門に入るとす。菩薩の修行成就というは、四種は入の功徳を成就したまう、自利の行成就したまうと、知るべし。第五に出の功徳を成就したまう。菩薩の出第五門というは、いかんが回向したまう、心に作願したまいき。苦悩の一切衆を捨てたまわざれば、回向を首として、大悲心を成就することを得たまえるがゆえに、功徳を施したまう。かの土に生じ已りて速疾に、奢摩他毘婆舎那巧方便力成就を得已りて、生死園煩悩林に入りて、応化身を示し神通に遊びて、教化地に至りて群生を利したまう。 漢文 如実修行毘婆舎那故得到彼所則受用種種無量法味楽 即是名入第四門亦是名為入屋門 菩薩修行成就者四種成就入功徳自利行成就応知第五成就出功徳菩薩出第五門者云何回向心作願不捨苦悩一切衆回向為首得成就大悲心故施功徳生彼土已速疾得奢摩他毘婆舎那巧方便力成就已 入生死園煩悩林示応化身遊神通 至教化地利群生 紙面画像を印刷 前のページ p463 次のページ 第二版p547・548へ このページの先頭に戻る