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せしめんと欲すなり。
是れを名づけて第三門に入るとす。亦是れを名づけて宅門に入るとす。
云何が観察する。智慧をして観じたまいき。正念に彼を観ぜしむるは、実の如く毘婆舎那を修行せしめんと欲すが故なり。彼の所に到ることを得れば、則ち種種無量の法味の楽を受用す。即ち是れを第四門に入ると名づく。
亦是れを名づけて屋門に入るとす。菩薩の修行成就というは、
四種は入の功徳を成就したまう。自利の行成就したまうと知るべし。
第五に出の功徳を成就したまう。菩薩の出第五門というは、
云何が回向したまう。心に作願したまいき。苦悩の一切衆を捨てたまわざれば、回向を首として大悲心

漢文

是名為入第三門 亦是名為入宅門
云何観察智慧観 正念観彼欲如実
修行毘婆舎那故 得到彼所則受用
種種無量法味楽 即是名入第四門
亦是名為入屋門 菩薩修行成就者
四種成就入功徳 自利行成就応知
第五成就出功徳 菩薩出第五門者
云何回向心作願 不捨苦悩一切衆
回向為首得成就 大悲心故施功徳