巻次 巻下 49頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 専ら浄仏土を求めて、 必ずかくのごときの刹を成ぜん。」諸仏、菩薩に告げて、 安養の仏を覲せしむ。法を聞き楽しみて受行して、 疾く清浄の処を得よ。かの厳浄の国に至りなば、 すなわち速やかに神通を得、必ず無量尊において、 記を受けて等覚を成らん。その仏の本願の力、 名を聞きて往生せんと欲えば、みなことごとくかの国に到りて、 自ずから不退転に致る。菩薩、至願を興して、 己が国も異なることなからんと願ず。普く一切を度せんと念いて、 名、顕らかに十方に達せん。億の如来に奉事し、 飛化して諸刹に遍じ、恭敬し歓喜して去いて、 還りて安養国に到らん。もし人、善本なければ、 この経を聞くことを得ず。清浄に戒を有てる者、 いまし正法を聞くことを獲。むかし、さらに世尊を見たてまつるもの、 すなわち能くこの事を信ぜん。謙敬して聞きて奉行し、 踊躍して大きに歓喜せん。 漢文 専求浄仏土 必成如是刹諸仏告菩薩 令覲安養仏聞法楽受行 疾得清浄処至彼厳浄国 便速得神通必於無量尊 受記成等覚其仏本願力 聞名欲往生皆悉到彼国 自致不退転菩薩興至願 願己国無異普念度一切 名顕達十方奉事億如来 飛化遍諸刹恭敬歓喜去 還到安養国若人無善本 不得聞此経清浄有戒者 乃獲聞正法曾更見世尊 則能信此事謙敬聞奉行 踊躍大歓喜 紙面画像を印刷 前のページ p49 次のページ 第二版p52・53へ このページの先頭に戻る