巻次 巻下 52頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 諸の妙願を満足して、必ず是くの如きの刹を成ぜん。法は電影の如くなりと知れども、菩薩の道を究竟し、諸の功徳の本を具して、受決して当に作仏すべし。諸法の性は、一切空無我なりと通達すれども、専ら浄仏土を求めて、必ず是くの如きの刹を成ぜん。」諸仏、菩薩に告げて、安養の仏を覲せしむ。法を聞き楽しみて受行して、疾く清浄の処を得よ。彼の厳浄の国に至りなば、便ち速やかに神通を得、必ず無量尊に於いて、記を受けて等覚を成らん。其の仏の本願の力、名を聞きて往生せんと欲えば、皆悉く彼の国に到りて、自ずから不退転に致る。菩薩、至願を興して、己が国も異なること無からんと願ず。普く一切を度せんと念いて、名、顕らかに十方に達せ 漢文 満足諸妙願 必成如是刹知法如電影 究竟菩薩道具諸功徳本 受決当作仏通達諸法性 一切空無我専求浄仏土 必成如是刹諸仏告菩薩 令覲安養仏聞法楽受行 疾得清浄処至彼厳浄国 便速得神通必於無量尊 受記成等覚其仏本願力 聞名欲往生皆悉到彼国 自致不退転菩薩興至願 願己国無異普念度一切 名顕達十方 紙面画像を印刷 前のページ p52 次のページ 初版p48・49へ このページの先頭に戻る