巻次 巻下 53頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 ん。億の如来に奉事し、飛化して諸刹に遍じ、恭敬し歓喜して去いて、還りて安養国に到らん。若し人、善本無ければ、此の経を聞くことを得ず。清浄に戒を有てる者、乃し正法を聞くことを獲。曾、更に世尊を見たてまつるもの、則ち能く此の事を信ぜん。謙敬して聞きて奉行し、踊躍して大きに歓喜せん。憍慢と弊と懈怠とは、以て此の法を信じ難し。宿世に諸仏を見たてまつれば、楽んで是くの如きの教を聴かん。声聞、或いは菩薩、能く聖心を究むるもの莫し。譬えば生まれてより盲いたるもの、行いて人を開導せんと欲うが如し。如来の智慧海は、深広にして涯底無し。二乗の測る所に非ず。唯仏のみ独り明らかに了りたま 漢文 奉事億如来 飛化遍諸刹恭敬歓喜去 還到安養国若人無善本 不得聞此経清浄有戒者 乃獲聞正法曾更見世尊 則能信此事謙敬聞奉行 踊躍大歓喜憍慢弊懈怠 難以信此法宿世見諸仏 楽聴如是教声聞或菩薩 莫能究聖心譬如従生盲 欲行開導人如来智慧海 深広無涯底二乗非所測 唯仏独明了 紙面画像を印刷 前のページ p53 次のページ 初版p49・50へ このページの先頭に戻る