巻次 正像末 501頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 弥陀の本願ひろまれり像季末法のこの世には諸善龍宮にいりたまう4大集経にときたまうこの世は第五の五百年闘諍堅固なるゆえに白法隠滞したまえり5数万歳の有情も果報ようやくおとろえて二万歳にいたりては五濁悪世の名をえたり6劫濁のときうつるには有情ようやく身小なり五濁悪邪まさるゆえ毒蛇悪龍のごとくなり7無明煩悩しげくして塵数のごとく遍満す愛憎違順することは高峯岳山にことならず8有情の邪見熾盛にて叢林棘刺のごとくなり念仏の信者を疑謗して破壊瞋毒さかりなり9命濁中夭刹那にて依正二報滅亡し背正帰邪まさるゆえ横にあたをぞおこしける10末法第五の五百年この世の一切有情の如来の悲願を信ぜずは出離その期はなかるべし11九十五種世をけがす唯仏一道きよくます菩提に出到してのみぞ火宅の利益は自然なる12五濁の時機いたりては道俗ともにあらそいて念仏信ずるひとをみて疑謗破滅さかりなり13菩提をうまじきひとはみな専修念仏にあたをなす頓教毀滅のしるしには生死の大海きわもなし14正法の時機とおもえども底下の凡愚となれる身は清浄真実のこころなし発菩提心いかがせん15自力聖道の菩提心 紙面画像を印刷 前のページ p501 次のページ 第二版p609~611へ このページの先頭に戻る