巻次 正像末 609頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 正像末和讃康元二歳 丁巳 二月九日の夜、寅の時、夢に告げて云わく、弥陀の本願信ずべし本願信ずるひとはみな摂取不捨の利益にて無上覚をばさとるなり正像末浄土和讃愚禿善信集(1)釈迦如来かくれましまして二千余年になりたまう正像の二時はおわりにき如来の遺弟悲泣せよ(2)末法五濁の有情の行証かなわぬときなれば釈迦の遺法ことごとく龍宮にいりたまいにき(3)正像末の三時には弥陀の本願ひろまれり像季末法のこの世には諸善龍宮にいりたまう(4)大集経にときたまうこの世は第五の五百年闘諍堅固なるゆえに白法隠滞したまえり(5)数万歳の有情も果報ようやくおとろえて 紙面画像を印刷 前のページ p609 次のページ 初版p500・501へ このページの先頭に戻る