巻次 正像末 610頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 二万歳にいたりては五濁悪世の名をえたり(6)劫濁のときうつるには有情ようやく身小なり五濁悪邪まさるゆえ毒蛇悪龍のごとくなり(7)無明煩悩しげくして塵数のごとく遍満す愛憎違順することは高峯岳山にことならず(8)有情の邪見熾盛にて叢林棘刺のごとくなり念仏の信者を疑謗して破壊瞋毒さかりなり(9)命濁中夭刹那にて依正二報滅亡し背正帰邪まさるゆえ横にあたをぞおこしける(10)末法第五の五百年この世の一切有情の如来の悲願を信ぜずは出離その期はなかるべし(11)九十五種世をけがす唯仏一道きよくます菩提に出到してのみぞ火宅の利益は自然なる(12)五濁の時機いたりては道俗ともにあらそいて念仏信ずるひとをみて疑謗破滅さかりなり(13)菩提をうまじきひとはみな専修念仏にあたをなす 紙面画像を印刷 前のページ p610 次のページ 初版p501へ このページの先頭に戻る