巻次 正像末 508頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 4聖徳皇のあわれみて仏智不思議の誓願にすすめいれしめたまいてぞ住正定聚の身となれる5他力の信をえんひとは仏恩報ぜんためにとて如来二種の回向を十方にひとしくひろむべし6大慈救世聖徳皇父のごとくにおわします大悲救世観世音母のごとくにおわします7久遠劫よりこの世まであわれみましますしるしには仏智不思議につけしめて善悪浄穢もなかりけり8和国の教主聖徳皇広大恩徳謝しがたし一心に帰命したてまつり奉讃不退ならしめよ9上宮皇子方便し和国の有情をあわれみて如来の悲願を弘宣せり慶喜奉讃せしむべし10多生曠劫この世まであわれみかぶれるこの身なり一心帰命たえずして奉讃ひまなくこのむべし11聖徳皇のおあわれみに護持養育たえずして如来二種の回向にすすめいれしめおわします已上聖徳奉讃 十一首愚禿悲歎述懐1浄土真宗に帰すれども真実の心はありがたし虚仮不実のわが身にて清浄の心もさらになし2外儀のすがたはひとごとに賢善精進現ぜしむ貪瞋邪偽おおきゆえ姧詐ももはし身にみてり3悪性さらにやめがたしこころは蛇蝎のごとくなり修善も雑毒なるゆえに虚仮の行とぞなづけたる 紙面画像を印刷 前のページ p508 次のページ 第二版p621・622へ このページの先頭に戻る