巻次 - 147頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 故に我、願わくは彼の阿弥陀仏国に生まれん。無量大宝王、微妙の浄花台にいます。相好の光一尋なり。色像、群生に超えたまえり。如来微妙の声、梵の響、十方に聞こゆ。地・水・火・風・虚空に同じて分別無からん。天人不動の衆、清浄の智海より生ず。須弥山王の如く、勝妙にして過ぎたる者無し。天人丈夫衆、恭敬して遶りて瞻仰したてまつる。仏の本願力を観ずるに、遇うて空しく過ぐる者無し。能く速やかに功徳の大宝海を満足せしむ。安楽国は清浄にして、常に無垢の輪を転ず。化仏菩薩の日、須弥の住持するが如し。無垢荘厳の光、一念及び一時に、普く諸仏の会を照らし、諸の群生を利益す。天の楽と花と衣と妙香等を雨りて供養し、諸仏の功徳を讃ずるに、分別の心有ること無し。 漢文 故我願生彼 阿弥陀仏国無量大宝王 微妙浄花台相好光一尋 色像超群生如来微妙声 梵響聞十方同地水火風 虚空無分別天人不動衆 清浄智海生如須弥山王 勝妙無過者天人丈夫衆 恭敬遶瞻仰観仏本願力 遇無空過者能令速満足 功徳大宝海安楽国清浄 常転無垢輪化仏菩薩日 如須弥住持無垢荘厳光 一念及一時普照諸仏会 利益諸群生雨天楽花衣 妙香等供養讃諸仏功徳 無有分別心 紙面画像を印刷 前のページ p147 次のページ 初版p137へ このページの先頭に戻る