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には女人、三には諸根不具人なり。此の三の過無し。故に「離体譏嫌」と名づく。名に亦三種有り。但、三の体無きのみに非ず、乃至、二乗と女人と諸根不具の三種の名を聞かず。故に「離名譏嫌」と名づく。「等」は、平等一相の故に。荘厳一切所求満足功徳成就は、偈に「衆生所願楽 一切能満足」と言えるが故に。略して彼の阿弥陀仏国土の十七種荘厳功徳成就を説きて、如来の自身利益大功徳力成就と利益他功徳成就と示現するが故なり。彼の無量寿仏国土の荘厳・第一義諦・妙境界相・十六句・及び一句、次第に説きつ。知るべし。
 云何が仏の荘厳功徳成就を観ずる。仏の荘厳功徳成就を観ずとは八種有り。知るべし。何等か八種。一には荘厳座功徳成就、二には荘厳身業功徳成就、三には荘厳口業功徳成就、四には荘厳心業功徳成就、五には荘厳衆功徳成就、六には荘厳上首功徳成就、七には荘厳主功徳成就、八には荘厳不虚作住持功徳成就なり。
 何者か荘厳座功徳成就。偈に「無量大宝王 微妙浄花台」と言えるが故に。何者か荘厳身業功徳成就。偈に「相好光一尋 色像超群生」と言えるが故に。何者か荘厳口業功徳成就。偈に「如来微妙声 梵響聞十方」と言えるが故に。何者か荘厳心業功徳成就。偈に「同地水火風 虚空無分別」と言えるが故に。「無分別」とは、分別の心無きが故に。何者か荘厳大衆功徳成就。偈に「天人不動衆 清浄智海生」と言えるが故に。何者か荘厳上首功徳成就。偈に「如須弥山王 勝妙無過者」と言えるが故に。何者か荘厳主功徳成就。偈に「天人丈夫衆 恭敬繞瞻