巻次 - 156頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 出第五門というは、大慈悲を以て一切苦悩の衆生を観察して、応化身を示して、生死の園・煩悩の林の中に回入して、神通に遊戯し教化地に至る。本願力の回向を以ての故に。是れを「出第五門」と名づく。 菩薩は入四種の門をして自利の行成就す。知るべし。菩薩は出第五門の回向利益他の行成就したまえり。知るべし。菩薩、是くの如く五念門の行を修して、自利利他して速やかに阿耨多羅三藐三菩提を成就したまえることを得たまえるが故に。 無量寿修多羅優婆提舎願生偈、略して義を解し竟りぬ。無量寿修多羅優婆提舎願生偈 紙面画像を印刷 前のページ p156 次のページ 初版p144・145へ このページの先頭に戻る