巻次 行 229頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 印度・西天の論家、中夏・日域の高僧、大聖興世の正意を顕し、如来の本誓、機に応ぜることを明かす。釈迦如来、楞伽山にして、衆の為に告命したまわく、南天竺に、龍樹大士、世に出でて、悉く能く有無の見を摧破せん。大乗無上の法を宣説し、歓喜地を証して安楽に生ぜんと。難行の陸路、苦しきことを顕示して、易行の水道、楽しきことを信楽せしむ。弥陀仏の本願を憶念すれば、自然に即の時、必定に入る。唯能く常に如来の号を称して、大悲弘誓の恩を報ずべしといえり。 漢文 印度西天之論家 中夏日域之高僧顕大聖興世正意 明如来本誓応機釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺龍樹大士出於世 悉能摧破有無見宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽顕示難行陸路苦 信楽易行水道楽憶念弥陀仏本願 自然即時入必定唯能常称如来号 応報大悲弘誓恩 紙面画像を印刷 前のページ p229 次のページ 初版p205へ このページの先頭に戻る