巻次 行 230頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 天親菩薩、『論』を造りて説かく、無碍光如来に帰命したてまつる。修多羅に依りて真実を顕して、横超の大誓願を光闡す。広く本願力の回向に由りて、群生を度せんが為に一心を彰す。功徳大宝海に帰入すれば、必ず大会衆の数に入ることを獲。蓮華蔵世界に至ることを得れば、即ち真如法性の身を証せしむと。煩悩の林に遊びて神通を現じ、生死の園に入りて応化を示すといえり。本師曇鸞は、梁の天子、常に鸞の処に向かいて菩薩と礼したてまつる。三蔵流支、浄教を授けしかば、仙経を焚焼して楽邦に帰したまいき。天親菩薩の『論』、註解して、報土の因果、誓願に顕す。 漢文 天親菩薩造論説 帰命無碍光如来依修多羅顕真実 光闡横超大誓願広由本願力回向 為度群生彰一心帰入功徳大宝海 必獲入大会衆数得至蓮華蔵世界 即証真如法性身遊煩悩林現神通 入生死園示応化本師曇鸞梁天子 常向鸞処菩薩礼三蔵流支授浄教 焚焼仙経帰楽邦天親菩薩論註解 報土因果顕誓願 紙面画像を印刷 前のページ p230 次のページ 初版p206へ このページの先頭に戻る