巻次 信 253頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 「信楽」と言うは、「信」は即ち是れ真なり、実なり、誠なり、満なり、極なり、成なり、用なり、重なり、審なり、験なり、宣なり、忠なり。「楽」は即ち是れ欲なり、願なり、愛なり、悦なり、歓なり、喜なり、賀なり、慶なり。 「欲生」と言うは、「欲」は即ち是れ願なり、楽なり、覚なり、知なり。「生」は即ち是れ成なり、作なり〔「作」の字 則羅の反。則落の反。蔵洛の反。為なり。起なり。行なり。役なり。始なり。生なり。〕、為なり、興なり。 明らかに知りぬ。「至心」即ち是れ真実誠種の心なるが故に、疑蓋、雑わること無きなり。「信楽」即ち是れ真実誠満の心なり、極成用重の心なり、審験宣忠の心なり、欲願愛悦の心なり、歓喜賀慶の心なるが 漢文 言信楽者、信者即是真也、実也、誠也、満也、極也、成也、用也、重也、審也、験也、宣也、忠也。楽者即是欲也、願也、愛也、悦也、歓也、喜也、賀也、慶也。言欲生者、欲者即是願也、楽也、覚也、知也。生者即是成也、作也、為也、興也。明知。至心即是真実誠種之心故、疑蓋無雑也。信楽即是真実誠満之心、極成用重之心、審験宣忠之心、欲願愛悦之心、歓喜賀慶之心故、疑蓋無雑也。欲生即是願楽覚 紙面画像を印刷 前のページ p253 次のページ 初版p223・224へ このページの先頭に戻る