巻次 信 279頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 えりと。 又言わく(大経)、「其れ至心有りて安楽国に生まれんと願ずれば、智慧明らかに達し、功徳殊勝を得べし」と。 又(如来会)「広大勝解者」と言えりと。 又(如来会)「是くの如き等の類、大威徳の者、能く広大異門に生まる」と言えりと。 又言わく(観経)、「若し念仏する者は、当に知るべし、此の人は是れ人中の分陀利華なりと。」已上 『安楽集』に云わく、「諸部の大乗に拠りて説聴の方軌を明かさば、『大集経』に云わく、「説法の者に於いては、医王の想を作せ、抜苦の想を作せ。所説の法をば、甘露の想を作せ、醍醐の想を作せ。其れ聴法の者をば、増長勝解の想を作せ、愈病の想を作せ。若し能く是くの如き説者・聴者は、皆、仏法を紹隆するに堪えたり。常に仏前に生ぜん」と。乃至 『涅槃経』に依るに、「仏の言わく、「若し人、但能く心を至して常に念仏三昧を修すれば、十方諸仏、恒に此の人を見そなわすこと、現に前に在すが如し。」」是の故に『涅槃経』に云わく、「仏、迦葉菩薩に告げたまわく、「若し善男子・善女人有りて、常に能く心を至し専ら念仏する者 紙面画像を印刷 前のページ p279 次のページ 初版p245・246へ このページの先頭に戻る