巻次 真仏土 347頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 仏の言わく、「我、無量寿仏の光明威神、巍巍殊妙なるを説かんに、昼夜一劫すとも、尚未だ尽くすこと能わじ」と。 仏、阿難に語りたまわく、「無量寿仏は寿命長久にして勝計すべからず。汝、寧ろ知らんや。仮使い十方世界の無量の衆生、皆、人身を得て、悉く声聞・縁覚を成就せしめて、都て共に集会して、思を禅らにし心を一にして、其の智力を竭くして百千万劫に於いて悉く共に推算して其の寿命の長遠の数を計えんに、窮尽して其の限極を知ること能わじ」と。」抄出 『無量寿如来会』に言わく、「阿難。是の義を以ての故に、無量寿仏、復た異名有す。謂わく、「無量光」・「無辺光」・「無著光」・「無碍光」・「光照王」・「端厳光」・「愛光」・「喜光」・「可観光」・「不可思議光」・「無等不可称量光」・「暎蔽日光」・「暎蔽月光」・「掩奪日月光」なり。彼の光明、清浄広大にして、普く衆生をして身心悦楽せしむ。復た一切余の仏刹の中の天・龍・夜叉・阿修羅等、皆歓悦を得しむ」と。已上 『無量清浄平等覚経』〔帛延訳〕に言わく、「速疾に超えて、便ち安楽国の世界に到るべし。 紙面画像を印刷 前のページ p347 次のページ 初版p301へ このページの先頭に戻る