巻次 化本 401頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 「雑心」と曰うなり。 亦「正・助」に就いて、専修有り、雑修有り。此の雑修に就いて、専心有り、雑心有り。 「専修」に就いて二種有り。一には唯、仏名を称す。二には五専有り。此の行業に就いて、専心有り、雑心有り。「五専」は、一には専礼、二には専読、三には専観、四には専名、五には専讃嘆なり。是れを「五の専修」と名づく。「専修」、其の言、一にして、其の意、惟れ異なり。即ち是れ定専修なり、復た散専修なり。「専心」は、五正行を専らして二心無きが故に「専心」と曰う。即ち是れ定専心なり、復た是れ散専心なり。 「雑修」は、助・正兼行するが故に「雑修」と曰う。「雑心」は、定・散の心雑するが故に「雑心」と曰うな 漢文 亦就正助、有専修、有雑修。就此雑修、有専心、有雑心。就専修有二種。一者唯称仏名。二者有五専。就此行業、有専心、有雑心。五専者、一専礼、二専読、三専観、四専名、五専讃嘆。是名五専修。専修、其言一而、其意惟異。即是定専修、復散専修也。専心者、専五正行而無二心故曰専心。即是定専心、復是散専心也。雑修者助正兼行故曰雑修。雑心者定散心雑故曰雑心也。応知。 紙面画像を印刷 前のページ p401 次のページ 初版p342・343へ このページの先頭に戻る