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ことを獲。
蓮華蔵世界に至ることを得れば、即ち寂滅平等の身を証せん。
煩悩の林に遊びて神通を現じ、生死の園に入りて応化を示すと。
曇鸞大師、梁の蕭王、常に鸞の方に向こうて菩薩と礼すと。
三蔵流支、浄教を授けしかば、仙経を焚焼して楽邦に帰す。
天親菩薩の『論』、註解して、如来の本願、称名に顕る。
往還の回向、本誓に由る。煩悩成就の凡夫人、信心開発すれば即ち忍を獲。生死即ち涅槃なりと証知すと。
必ず無量光明土に至りて、諸有の衆生、皆普く化すと。
道綽、聖道の証し難きことを決して、唯、浄土の通

漢文

得至蓮華蔵世界 即証寂滅平等身
遊煩悩林現神通 入生死園示応化
曇鸞大師梁蕭王 常向鸞方菩薩礼
三蔵流支授浄教 焚焼仙経帰楽邦
天親菩薩論註解 如来本願顕称名
往還回向由本誓 煩悩成就凡夫人
信心開発即獲忍 証知生死即涅槃
必至無量光明土 諸有衆生皆普化
道綽決聖道難証 唯明浄土可通入