巻次 - 489頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 釈迦如来、楞伽山にして、衆の為に告命したまわく、南天竺に、龍樹菩薩、世に興出して、悉く能く有無の見を摧破せん。大乗無上の法を宣説し、歓喜地を証して安楽に生ぜん。『十住毘婆沙論』を造りて、難行の嶮路、特に悲憐せん。易往の大道、広く開示せん。恭敬心を以て執持して、名号を称して疾く不退を得べし。信心清浄なれば、即ち仏を見たてまつると。天親菩薩、『論』を作りて説かく、修多羅に依りて真実を顕す。横超の本弘誓を光闡し、不可思議の願を演暢したまえり。本願力の回向に由るが故に、具縛を度せんが為に一心を彰す。功徳の大宝海に帰入すれば、必ず大会衆の数に入る 漢文 釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺龍樹菩薩興出世 悉能摧破有無見宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽造十住毘婆沙論 難行嶮路特悲憐易往大道広開示 応以恭敬心執持称名号疾得不退 信心清浄即見仏天親菩薩作論説 依修多羅顕真実光闡横超本弘誓 演暢不可思議願由本願力回向故 為度具縛彰一心帰入功徳大宝海 必獲入大会衆数 紙面画像を印刷 前のページ p489 次のページ 初版p411・412へ このページの先頭に戻る