巻次 - 488頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 月の光益に超えたり。必ず無上浄信の暁に至れば、三有生死の雲晴る。清浄無碍の光耀、朗らかにして、一如法界の真身顕る。信を発して称名すれば、光摂護したまう。亦現生無量の徳を獲。無辺・難思の光、不断にして、更に時処諸縁を隔つること無し。諸仏の護念、真に疑莫し。十方、同じく称讃し悦可す。惑染・逆悪、斉しく皆生まれ、謗法・闡提、回すれば皆往く。当来の世、経道滅せんに、特に此の経を留めて、住すること百歳せん。如何ぞ斯の大願を疑惑せん。唯、釈迦如実の言を信ぜよ。印度・西天の論家、中夏・日域の高僧、大聖世雄の正意を開き、如来の本誓、機に応ぜることを明かす。 漢文 必至無上浄信暁 三有生死之雲晴清浄無碍光耀朗 一如法界真身顕発信称名光摂護 亦獲現生無量徳無辺難思光不断 更無隔時処諸縁諸仏護念真莫疑 十方同称讃悦可惑染逆悪斉皆生 謗法闡提回皆往当来之世経道滅 特留此経住百歳如何疑惑斯大願 唯信釈迦如実言印度西天之論家 中夏日域之高僧開大聖世雄正意 如来本誓明応機 紙面画像を印刷 前のページ p488 次のページ 初版p411へ このページの先頭に戻る