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諸経論に依って、教行を撰びたまう。誠に是れ、濁世の目足とす。
得失を専雑に決判して、念仏の真実門に回入せしむ。
唯、浅深を執心に定めて、報・化二土、正しく弁立せりと。
源空、諸の聖典を暁了して、善悪凡夫人を憐愍せしむ。
真宗の教証、片州に興ず。選択本願、濁世に施す。
生死流転の家に還来すること、決するに疑情を以て所止とす。
速やかに寂静無為の楽に入れることは、必ず信心を以て能入とすといえり。
論説・師釈、共に同心に、無辺極濁悪を拯済せしむ。
道俗時衆、皆悉く共に、唯、斯の高僧の説を信ずべし。
六十行一百二十句、偈頌已に畢りぬ。
問う。念仏往生の願、已に三心を発したまえり。論
依諸経論撰教行 誠是為濁世目足
決判得失於専雑 回入念仏真実門
唯定浅深於執心 報化二土正弁立
源空暁了諸聖典 憐愍善悪凡夫人
真宗教証興片州 選択本願施濁世
還来生死流転家 決以疑情為所止
速入寂静無為楽 必以信心為能入
論説師釈共同心 拯済無辺極濁悪
道俗時衆皆悉共 唯可信斯高僧説
六十行一百二十句、偈頌已畢。
問。念仏往生願已発三心。論主何以故言
