巻次 巻上 5頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 異像を現じて、男と為らしめ、女と為らしめ、変ぜざる所無し、本学明了にして意の所為に在るが如し。此の諸の菩薩も亦復た是くの如し。一切の法を学びて、貫綜縷練す。所住、安諦にして、化を無数の仏土に致さずということ靡し。皆悉く普く現ず。未だ曾て慢恣せず、衆生を愍傷す。是くの如きの法、一切具足せり。菩薩の経典、要妙を究暢し、名称、普く至りて、十方を導御す。無量の諸仏、咸共に護念したまう。仏の所住の者、皆已に住することを得たり。大聖の所立は、而も皆已に立す。如来の導化は、各おの能く宣布して、諸の菩薩の為に而も大師と作る。甚深の禅慧を以て衆人を開導す。諸法の性を通り、衆生の相に達せり。明らかに諸国を了って、諸仏を供養したてまつる。其の身を化現すること、猶し電光の如し。善く無畏の網を学び、暁らかに幻化の法を了る。魔網を壊裂し、諸の纏縛を解く。声聞・縁覚の地を超越して、空・無相・無願三昧を得たり。善く方便を立して、三乗を顕示し 漢文 行。清浄無穢。譬如幻師◦現衆異像◦為男為女◦無所不変◦本学明了◦在意所為。此諸菩薩。亦復如是。学一切法。貫綜縷練。所住安諦。靡不致化◦無数仏土。皆悉普現。未曾慢恣。愍傷衆生。如是之法。一切具足。菩薩経典。究暢要妙。名称普至。導御十方。無量諸仏。咸共護念。仏所住者。皆已得住。大聖所立。而皆已立。如来導化。各能宣布。為諸菩薩。而作大師。以甚深禅慧。開導衆人。通諸法性。達衆生相。明了諸国。供養諸仏。化現其身。猶如電光。善学無畏之網。暁了幻化之法。壊裂魔網。解諸纏縛。超越声聞◦縁覚之地。得空無相◦無願三昧。善立方便。 紙面画像を印刷 前のページ p5 次のページ 初版p4・5へ このページの先頭に戻る