巻次
533頁
表示設定
ブックマーク
表示設定
文字サイズ
書体
  • ゴシック
  • 明朝
カラー
テキスト情報
本文
漢文
画像情報
画像情報
本文

亦我が所求に非ず。是の故に各おの所楽に随いて其の行を修すれば、必ず疾く解脱を得るなり。」
四には「若し行を学ばんと欲わば、必ず有縁の法に藉れ。少しき功労を用うるに、多く益を得るなり。」文

二所求は、 上の文の如し。
二所愛は、 上の文の如し。
二欲学は、

一には「行者、当に知るべし。若し解を学ばんと欲わば、凡より聖に至るまで、乃至仏果まで、一切、碍無く、皆、学ぶことを得んとなり。」
二には「若し行を学ばんと欲わば、必ず有縁の法に藉れとなり。」乃至

二必は、 上の文の如し。
此の深信の中に就いて、二回向というは、

自利
一に「常に此の想を作せ。常に此の解を作す故に

漢文

所求 是故各随所楽而修其行者必疾得解脱也」
四「若欲学行者必藉有縁之法少用功労多得益也」文

二所求者 如上文
二所愛者 如上文
二欲学者

一「行者当知 若欲学解 従凡至聖乃至仏果 一切無碍皆得学也」
二「若欲学行者 必藉有縁之法」乃至

二必者 如上文
就此深信中二回向者

自利
一「常作此想常作此解故名回向