巻次 下 538頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 「一心」の言は、真実の信心なり。「正念」の言は、選択摂取本願なり。又、第一希有の行なり。金剛不壊の心なり。「直」の言は、回に対し、迂に対するなり。又「直」の言は、方便仮門を捨てて如来大願の他力に帰するなり。諸仏出世の直説を顕さしめんと欲してなり。「来」の言は、去に対し、往に対するなり。又、報土に還来せしめんと欲してなり。「我」の言は、尽十方無碍光如来なり。不可思議光仏なり。「能」の言は、不堪に対するなり。疑心の人なり。「護」の言は、阿弥陀仏果成の正意を顕すなり。亦、摂取不捨を形すの貌なり。則ち是れ現生護念なり。「念道」の言は、他力白道を念ぜよとなり。「慶楽」は、 漢文 「一心」言真実信心也「正念」言選択摂取本願也 又第一希有行也 金剛不壊心也「直」言対回対迂也 又「直」言捨方便仮門 帰如来大願他力 欲使顕諸仏出世之直説也「来」言対去対往也 又欲令還来報土也「我」言尽十方無碍光如来也 不可思議光仏也「能」言対不堪也 疑心之人也「護」言顕阿弥陀仏果成之正意也 亦形摂取不捨之貌也 則是現生護念也「念道」言念他力白道也「慶楽」者 紙面画像を印刷 前のページ p538 次のページ 初版p455・456へ このページの先頭に戻る