巻次 正像末 619頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 信ぜずながらなおもまた罪福ふかく信ぜしめ善本修習すぐれたり(12)仏智を疑惑するゆえに胎生のものは智慧もなし胎宮にかならずうまるるを牢獄にいるとたとえたり(13)七宝の宮殿にうまれては五百歳のとしをへて三宝を見聞せざるゆえ有情利益はさらになし(14)辺地七宝の宮殿に五百歳までいでずしてみずから過咎をなさしめてもろもろの厄をうくるなり(15)罪福ふかく信じつつ善本修習するひとは疑心の善人なるゆえに方便化土にとまるなり(16)弥陀の本願信ぜねば疑惑を帯してうまれつつはなはすなわちひらけねば胎に処するにたとえたり(17)ときに慈氏菩薩の世尊にもうしたまいけり何因何縁いかなれば胎生化生となづけたる(18)如来慈氏にのたまわく 紙面画像を印刷 前のページ p619 次のページ 初版p506・507へ このページの先頭に戻る