巻次 正像末 618頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 仏智の不思議をうたがいて疑城胎宮にとどまれば三宝にはなれたてまつる(4)仏智疑惑のつみにより懈慢辺地にとまるなり疑惑のつみのふかきゆえ年歳劫数をふるととく(5)転輪皇の王子の皇につみをうるゆえに金鎖をもちてつなぎつつ牢獄にいるがごとくなり(6)自力称名のひとはみな如来の本願信ぜねばうたがうつみのふかきゆえ七宝の獄にぞいましむる(7)信心のひとにおとらじと疑心自力の行者も如来大悲の恩をしり称名念仏はげむべし(8)自力諸善のひとはみな仏智の不思議をうたがえば自業自得の道理にて七宝の獄にぞいりにける(9)仏智不思議をうたがいて善本徳本たのむひと辺地懈慢にうまるれば大慈大悲はえざりけり(10)本願疑惑の行者には含花未出のひともあり或生辺地ときらいつつ或堕宮胎とすてらるる(11)如来の諸智を疑惑して 紙面画像を印刷 前のページ p618 次のページ 初版p505・506へ このページの先頭に戻る