巻次 正像末 617頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 (54)聖道門のひとはみな自力の心をむねとして他力不思議にいりぬれば義なきを義とすと信知せり(55)釈迦の教法ましませど修すべき有情のなきゆえにさとりうるもの末法に一人もあらじとときたまう(56)三朝浄土の大師等哀愍摂受したまいて真実信心すすめしめ定聚のくらいにいれしめよ(57)他力の信心うるひとをうやまいおおきによろこべばすなわちわが親友ぞと教主世尊はほめたまう(58)如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし師主知識の恩徳もほねをくだきても謝すべし已上正像末法和讃五十八首(1)不了仏智のしるしには如来の諸智を疑惑して罪福信じ善本をたのめば辺地にとまるなり(2)仏智の不思議をうたがいて自力の称念このむゆえ辺地懈慢にとどまりて仏恩報ずるこころなし(3)罪福信ずる行者は 紙面画像を印刷 前のページ p617 次のページ 初版p505へ このページの先頭に戻る