巻次 正像末 616頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 (46)仏智不思議を信ずれば正定聚にこそ住しけれ化生のひとは智慧すぐれ無上覚をぞさとりける(47)不思議の仏智を信ずるを報土の因としたまえり信心の正因うることはかたきがなかになおかたし(48)無始流転の苦をすてて無上涅槃を期すること如来二種の回向の恩徳まことに謝しがたし(49)報土の信者はおおからず化土の行者はかずおおし自力の菩提かなわねば久遠劫より流転せり(50)南無阿弥陀仏の回向の恩徳広大不思議にて往相回向の利益には還相回向に回入せり(51)往相回向の大慈より還相回向の大悲をう如来の回向なかりせば浄土の菩提はいかがせん(52)弥陀観音大勢至大願のふねに乗じてぞ生死のうみにうかみつつ有情をよぼうてのせたまう(53)弥陀大悲の誓願をふかく信ぜんひとはみなねてもさめてもへだてなく南無阿弥陀仏をとなうべし 紙面画像を印刷 前のページ p616 次のページ 初版p504・505へ このページの先頭に戻る