巻次 巻上 12頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 如来の容顔は、世に超えて倫無し。正覚の大音、響、十方に流る。戒聞・精進・三昧・智慧、威徳、侶無し。殊勝希有なり。深く諦らかに善く諸仏の法海を念じ、深を窮め奥を尽くして、其の涯底を究む。無明・欲・怒、世尊、永く無さず。人雄・師子、神徳無量なり。功勲広大にして、智慧深妙なり。光明・威相、大千に震動す。願わくは我、作仏して、聖法の王と斉しからん。生死を過度して、解脱せずということ靡からしむ。布施・調意・戒・忍・精進、是くの如きの三昧、智慧上れたりとせん。吾誓う、仏を得んに、普く此の願を行ぜん。一切の恐懼に、為に大安を作さん。 漢文 如来容顔 超世無倫正覚大音 響流十方戒聞精進 三昧智慧威徳無侶 殊勝希有深諦善念 諸仏法海窮深尽奥 究其涯底無明欲怒 世尊永無人雄師子 神徳無量功勲広大 智慧深妙光明威相 震動大千願我作仏 斉聖法王過度生死 靡不解脱布施調意 戒忍精進如是三昧 智慧為上吾誓得仏 普行此願一切恐懼 為作大安 紙面画像を印刷 前のページ p12 次のページ 初版p11・12へ このページの先頭に戻る