巻次 行 180頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 我今、身口意をして、合掌し稽首し礼したてまつると。乃至人、能く是の仏の無量力功徳を念ずれば、即の時に必定に入る。是の故に我、常に念じたてまつる。乃至若し人、仏に作らんと願じて、心に阿弥陀を念じたてまつれば、時に応じて、為に身を現じたまわん。是の故に我、彼の仏の本願力を帰命す。十方の諸の菩薩も、来たりて供養し法を聴く。是の故に我、稽首したてまつると。乃至若し人、善根を種えて、疑えば則ち華開けず。信心清浄なる者は、華開けて則ち仏を見たてまつる。十方現在の仏、種種の因縁を以て、彼の仏の功徳を嘆じたまう。我今、帰命し礼したてまつると。乃至彼の八道の船に乗じて、能く難度海を度す。自ら度し亦彼を度せん。我、自在人を礼したてまつる。諸仏、無量劫に其の功徳を讃揚せんに、猶尚尽くすこと能わじ。清浄人を帰命したてまつる。我今亦是くの如し。無量の徳を称讃す。是の福の因縁を以て、願わくは、仏、常に我を念じたまえと。」抄出 紙面画像を印刷 前のページ p180 次のページ 初版p166・167へ このページの先頭に戻る