巻次 行 199頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 借問う、凡夫、生を得や否や。如何ぞ一念に闇中明らかならんや。報えて道わく、疑を除きて多く念仏すれば、弥陀、決定して自ずから親近したまうと。抄要 『新無量寿観経』に依る。法照 十悪・五逆至れる愚人、永劫に沈淪して久塵に在り。一念、弥陀の号を称得して彼に至れば、還りて法性身に同ず」と。已上 憬興師の云わく(述文賛)、「如来の広説に二有り。初めには広く如来浄土の果、即ち所行・所成を説きたまえり。後には広く衆生往生の因果、即ち所摂・所益を顕したまえるなり。」 又云わく(述文賛)、「『悲華経』の「諸菩薩本授記品」に云わく、「爾の時に宝蔵如来、転輪王を讃じて言わく、「善いかな、善いかな。乃至 大王。汝、西方を見るに、百千万億仏土を過ぎて世界有り、「尊善無垢」と名づく。彼の界に仏有す、「尊音王如来」と名づく。乃至 今現在に諸の菩薩の為に正法を説く。乃至 純一大乗清浄にして雑わること無し。其の中の衆生、等一に化生す。亦女人及び其の名字無し。彼の仏世界の所有の功徳、清浄の荘厳なり。悉く大王の所願の如くして異無けん。乃至 今、汝が字を改めて無量清浄とす」」と。」已上 紙面画像を印刷 前のページ p199 次のページ 初版p181・182へ このページの先頭に戻る