巻次 化末 456頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 彼をして、復た我等、共に住し共に食を与うることを得ざらしめん。亦復、同処にして戯咲を得じ。是くの如く擯罰せん」と。」已上 又言わく(晋訳華厳経)、「占相を離れて正見を修習せしめ、決定して深く罪福の因縁を信ずべし」と。抄出 『首楞厳経』に言わく、「彼等の諸魔、彼の諸鬼神、彼等の群邪、亦徒衆有りて各各自ら謂わん、「無上道を成りて。」我が滅度の後、末法の中に、此の魔民多からん、此の鬼神多からん、此の妖邪多からん。世間に熾盛にして、善知識と為りて、諸の衆生をして愛見の坑に落さしめん。菩提の路を失し、詃惑無識にして、恐らくは心を失せしめん。所過の処に、其の家耗散して、愛見の魔と成りて如来の種を失せん」と。已上 『灌頂経』に言わく、「三十六部の神王、万億恒沙の鬼神を眷属として、相を陰し番に代わりて、三帰を受くる者を護る」と。已上 『地蔵十輪経』に言わく、「具に正しく帰依して、一切妄執・吉凶を遠離せんものは、終に邪神外道に帰依せざれ」と。 又言わく(地蔵十輪経)、「或いは、種種に、若しは少、若しは多、吉凶の相を執して鬼神を祭りて、乃至 極重大罪悪業を生じ無間罪に近づく。是くの如きの人、若し未だ是くの如きの大罪悪業を懺悔し除滅せずは、出家して及び具戒を受けしめざらんも、若しは出家して或いは具戒を受けし 紙面画像を印刷 前のページ p456 次のページ 初版p385・386へ このページの先頭に戻る