巻次 化末 461頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 外の四異に曰わく、「老君は、文王の日、隆周の宗師たり。釈迦は、荘王の時、罽賓の教主たり。」 内の四喩に曰わく、「伯楊は、職、小臣に処り、忝く蔵吏に充たれり。文王の日に在らず。亦、隆周の師に非ず。牟尼は、位、太子に居して、身、特尊を証したまえり。昭王の盛年に当たれり。閻浮の教主たり」と。乃至 外の六異に曰わく、「老君は、世に降して、始め周文の日より孔丘の時に訖れり。釈迦は、肇めて浄飯の家に下生して、我が荘王の世に当たれり。」 内の六喩に曰わく、「迦葉は桓王丁卯の歳に生まれて、景王壬午の年に終う。孔丘の時に訖うと雖も姫昌の世に出でず。調御は昭王甲寅の年に誕じて、穆王壬申の歳に終う。是れ浄飯の胤たり。本、荘王の前に出でたまえり。」 開士曰わく、「孔子、周に至りて老耼を見て礼を問う。焉に『史記』に具に顕る。文王の師たる 紙面画像を印刷 前のページ p461 次のページ 初版p389・390へ このページの先頭に戻る