巻次 上 512頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 漢文 画像情報 画像情報 本文 一には善性、二には正性、三には実性、四には是性、五には真性なり。又復、悪機に就いて七種有り。一には十悪、二には四重、三には破見、四には破戒、五には五逆、六には謗法、七は闡提なり。又復、悪性に就いて五種有り。一には悪性、二には邪性、三には虚性、四には非性、五には偽性なり。 光明寺の和尚(善導)の云わく(玄義分)、「道俗時衆等、各おの無上の心を発せども、生死、甚だ厭い難く、仏法、復た欣い難し。共に金剛の志を発して、横に四流を超断せよ。弥陀界に観入して、帰依し合掌し礼したてまつれ。正しく金剛心を受けて、相応一念の後、果、涅槃を得ん者」といえり。文 『浄土論』に曰わく、「世尊。我、一心に尽十方無碍光如来に帰命したてまつりて、安楽国に生ぜんと願ず。我、修多羅真実功徳相に依りて、願偈総持を説く。仏教と相応せり」とのたまえり。文 『仏説無量寿経』に言わく、康僧鎧三蔵訳、「「我が滅度の後を以て、復た疑惑を生ずることを 漢文 一善性 二正性 三実性四是性 五真性又復就悪機有七種一十悪 二四重 三破見四破戒 五五逆 六謗法七闡提又復就悪性有五種一悪性 二邪性 三虚性四非性 五偽性 紙面画像を印刷 前のページ p512 次のページ 初版p432・433へ このページの先頭に戻る