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得ること無かれ。当来の世に経道滅尽せんに、我、慈悲哀愍を以て、特に此の経を留めて止住すること百歳せん。其れ衆生有りて、斯の経に値う者、意の所願に随いて、皆得度すべし」と。仏、弥勒に語りたまわく、「如来の興世、値い難く見たてまつり難し。諸仏の経道、得難く聞き難し。菩薩の勝法・諸波羅蜜、聞くことを得ること亦難し。善知識に遇い、法を聞き能く行ずること、此れ亦難しとす。若し斯の経を聞きて信楽し受持すること、難の中の難、此の難に過ぎたるは無けん。是の故に我が法、是くの如く作しき、是くの如く説き、是くの如く教う。当に信順して法の如く修行すべし」と。」文
 『無量寿如来会』に言わく、菩提流支三蔵訳、「如来の勝智・遍虚空の所説義言は、唯仏のみ悟るなり。是の故に博く諸智土を聞きて、我が教・如実の言を信ずべし」と。文
 『無量清浄平等覚経』に言わく、帛延三蔵訳、「速疾に超えて、便ち安楽国の世界に到るべし。無量光明土に至りて無数の仏を供養したてまつれ」と。文
 『諸仏阿弥陀三耶三仏薩楼仏檀過度人道経』に言わく、支謙三蔵訳、「我、般泥洹して去りて後、経道留止せんこと千歳せん。千歳の後、経道断絶せん。我、皆慈哀して、特に是の経法を留めて止住せんこと百歳せん。百歳の中に竟らん。乃し休止し断絶せん。心の所願に在りて、皆、道を得べし」と。略出
 元照律師『阿弥陀経義疏』に云わく 大智律師なり、「「勢至章」(首楞厳経)に云わく、「十方